冒険者の町を作ろう!( 玉藻スタジオ ) 感想
サークル玉藻スタジオのタイトルに嘘偽りなく冒険者の町を作って大きくハッテンさせていくゲーム。
RPGとジャンル付けされていますが、トロピコのようなシミュレーション要素もあり。
このゲーム。
エロ絵はどちらかというとヘロヘロで、しかも使い回しシーン多め。
でもエロシーンはおまけみたいなもので、このゲームの本質は町のハッテンとダンジョン攻略にあります。
とにかく建物をどんどん建てて、冒険者が集まる環境を作りだしダンジョンの攻略をしていくのだ!
冒険者が集まって探索が進むと新たな素材を持ち帰り、それを使って町は更なるハッテンを遂げるのだ!
冒険者達は報酬で得た資金で装備を整えパワーアップし、さらにレベルの高いエリアから新たな素材を持ち帰る!
その新たな素材で町はさらにハッテンだ!
町がハッテンするとその富を狙われるようになる。
城壁を作り町を防衛するのだ!
非常に作業ゲー臭いのですが、凄まじく中毒性があるゲームです。
なんといいますかね。
よ~っし!このターンが終わったら寝るか。
・・・・もうちょっと…これが片付いたら寝よう。
・・・うわこんな時間か…あと1ターン…
こんな感じで延々とやってしまうんですよ。
最初はどうやって遊んだらいいか皆目見当がつかず試行錯誤を繰り返すのですが、ルールを把握してくるとどんどん成果があがり、次の展開が楽しみになってやめられなくなるんです。
町の施設を作りながら集まった冒険者をダンジョンに送り込みます。
このダンジョン探索は冒険者達がリアルタイムで自動で行動するもので、基本的に見てるだけ。
でも完全に見てるだけでは終わらず、ピンチになってるところに援護魔法を使ったり、ここぞ!って所で冒険者達にスキルを使わせます。
これが大規模になればなるほど管理しなくてはいけない所が多くなり忙しくなるのですが、このせっせといろいろやりくりするのがなんとも楽しいのです。
機械的にダンジョンを探索して町をハッテンさせるだけでなく、ストーリーもあり
冒険者達にはそれぞれに冒険している理由があって、それが物語が進むとともの徐々に明らかになっていきます。
そんな中で一見お人好しでパッと見善人な主人公ですが
誰でもかれでも酷い事した後は記憶を消せばOK(笑)
とにかくセックス!
という、
もうこんなレベルで清々しい超鬼畜。
ここまであっさりさっぱり善人ムードで鬼畜なことされたら逆に楽しくなってきちゃいますわ。
クリア後も隠しダンジョンが登場し、2周目も楽しく遊べます。
タイムアタックモードはかなり反射神経と決断力が必要。っていうか僕は途中でギブアップ。
エロはぶっちゃけいまいちですが、非常に丁寧に作られたやりごたえのあるゲーム。
ちまちまと町を拡張していく作業が好きな人はたまらない1本です。
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