戦国の黒百合~ふたなり姫と敵国の姫君~( 言葉遊戯 ) 感想
サークル言葉遊戯の歴史ものふたなり娘ノベルゲーム「戦国の黒百合」シリーズ第二章。
昨年1月に出たゲームの続編です。
今回もなかなかのボリュームと素晴らしいクオリティ。
相変わらずの心地の良い綺麗な文章で没頭させてくれます。
ドス黒い姫様のドSな鬼畜っぷりは相変わらず。
今回からの新キャラ達も良い性格でキャラが立ってます。
そしてなんとも綺麗で丁寧に描写のされた世界観とドキドキしてしまう展開。
読ませます!
いや、うん。
やっぱ今回も凄いよ。
ふたなりで百合で戦国っていうニッチでとんがった方向性で、しかも続編だからぜんぜん売れてないっぽいけど、このクオリティは凄い。
凄いのはテキストだけじゃない。
ピアノを基本にした切ないBGMも情景描写にマッチしてて凄く良いし
声優もキャラの特色を出しててがんばってる。
この値段で、この内容は商業ゲームでもないよ。
エロシーンは今回からの新キャラ蕗姫への陵辱もとい調教を軸に
前作から引き続きの柚々の他、信長の嫁とか藤吉郎の嫁とか忍者娘とかと
非常に生臭く丁寧な描写でなんとも濃く描かれています。
ゲーム部分は選択肢によって分岐するタイプでマルチエンディング・・・ですが
今回も完結せず、先が非常に気になる終わり方で次回作へと続きます。
全4章中、これで2章目。
完結まであと2年くらいかな?
次はいつ出るんだろ
はやくプレイしたいけど、しっかり作り込んで欲しい。
気になって気になってしょうがないぞーー!
DLsiteでダウンロード版が販売中。 | |
戦国の黒百合~ふたなり姫と隷属の少女~( 言葉遊戯 ) 感想
サークル言葉遊戯の歴史ものふたなり娘ノベルゲーム。
ふたなりで百合という非常にニッチなジャンルでなおかつ地味な空気がぷんぷんとしているがあなどるなかれ!
ものすごく丁寧に描写される歴史もの独特の世界観や心情。テキストが凄いんです。
耽美といいますか、なんとも心地の良い文章で戦国ものの小説のように物語に没頭できます。
エロシーンもドSな姫とぽやーんとした娘のなんとも過激なプレイも、ただエロエロな情景を描写するだけでなく、そのエロシーンに至る導入部分と、終わった後のシーンをしっかり丁寧に描いています。
BGMも世界観にあった切ない曲が多く、地味ながらも憂鬱で狂気を秘めた美しい物語と相まってなんともいえない独特の雰囲気を醸し出しております。
とにかく情景、物語、登場人物、百合なエロシーン、そのどれもがしっかりと丁寧に、そして生臭く描写されていて、読んでて上手いなーと感心してしまいます。
もともと僕は木下藤吉郎が好きなのですが、この物語の藤吉郎もかなりぶっとんでいて凄く良い。
有名なエピソードもしっかり登場します。
ゲーム部分は一応選択肢によって分岐するマルチエンディング式で
ストーリーは完結せず俺達の戦いはこれからだー!的な終わり方で次回作に続くので、少々物足りなさはありますが続きが気になってしかたありません。
個人的に今後の展開に期待大なシリーズです。
DLsiteでダウンロード版が販売中。 | |