幼馴染と十年、夏( 夜のひつじ ) 感想
サークル夜のひつじの純愛ラブラブいちゃいちゃを楽しむノベルゲーム。
幼馴染みです。
純愛です。
なんともおっさんホイホイといいますか、甘酸っぱく懐かしいにおいがするゲームです。
朝早く起きてラジオ体操に行って、セミの鳴き声を聞きながら宿題をやって、
甲子園の実況が流れる中、よく冷やしたスイカ食べたりソーメン食べたり。
昔体験した夏の思い出をとにかく丁寧に描いています。
ヒロインの幼馴染みはちょっと不思議な女の子なんですが、主人公との思い出の描き方がとても上手く、
幼馴染み
というフレーズを、文字だけのエロ記号ではなく、しっかりと描写する事で実を与えています。
幼馴染みの女の子としてストーリーに入り込めるんです。
エロシーンもとても良いんですが、とにかく二人の距離感といいますか関係にドキドキしながらも、情景の描写に癒やされるんです。
11年編、14年編、16年編の3章からなる物語なのですが、どれも二人の関係が違っていて、16年編の最後はこれから二人がどうなるのかとても気になります。
タイトルにあるように10年後の話も入れてくれてば良かったのに!21年編は?!と思うほど。
これは抜きゲーではありません。
なのでヌき目的で買うと失敗します。
だけど、とても丁寧に描写された懐かしい臭いのする純愛物語を楽しめます。
大作ではありませんが… 個人的に好きな1本です。
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