少女玩具に忘却の褥を ~健忘陵辱~( パルテノン ) 感想
サークルパルテノンの健忘症の妹を陵辱する鬼畜展開アドベンチャーゲーム。
え~~~、このゲーム。
まごうことなき妹ゲーなのですが、置かれた状況が特殊というか、かなりディープなシチュエーションから始まります。
タイトルの通り、妹は健忘症を患っているのですがその原因が父親のレイプだったり、主人公も精神的にかなり病んでいるというか、バカゲーとは真逆のベクトルで壊れており、カウンセラーの葵先生もなんとも残念な状況。
で、そんな残念な人達が織りなすインモラルな物語でして、当然ながら鬼畜なほどにぶっ壊れた主人公によって健忘症妹はエロエロされちゃいます。
一応流れとしては強姦ではなく和姦っぽく表現されており、プレイ内容も割とフツーというか、マニアックな責めは皆無のノーマルプレイ。
絵はさっぱりテイストながらも原画も塗りも仕上げも綺麗で汁表現も良く、高クオリティです。
声優さんもがんばって演技しており、BGMも良く、インモラルな雰囲気を上手く醸し出しています。
だけど僕はヌけませんでした。
基本的に実際には絶対ありえないとんでもファンタジーな鬼畜陵辱ものとか大好物な僕ですが、こういう病気の人が(昨日のできごとを)忘れてしまうのをいいことにヤッちまう展開は、個人的に胸が痛み、興奮するどころかいたたまれなくなってしまったのです。
でもエロでヌけなくてもゲームとして楽しめれば・・・って、それを期待できるほどの長さでもなく、尺が短すぎ。
あと全体的にテキストが残念といいますか、心情描写がなんかメチャクチャ。
ストーリー展開もなんとも煮え切らず、エンディングもビミョー。
主人公の鬼畜ベクトルも父親の権力を盾にレイプしまくっちゃう系という残念な意味でリアリティがあって愛着が持てませんでした。
世界観というか、ゲーム中の状況はとてもインモラルでエロ展開の素材としては良く、調理次第では凄く良い作品になったかもしれませんが、ストーリー展開と描写がダメで残念な仕上がりになってしまったように感じる1本です。
DLsiteでダウンロード版が販売中。 | |